ぼーなすなし…かなぁ

やってくれやがった…


一番「今後大事にしなければいけないお客さん」に対して
最悪の失敗しやがった…
バカ上司が。


正直、ダイキャスト(アルミ鋳造)金型というのは
ごまかしがあまり利かない金型なのです。


つまり


・溶接は絶対ダメ…寿命が半減するくらいのダメージになるので
入れ子(子部品化)も絶対ダメ…これも寿命が半減するので
・エグリ(削りすぎ)ダメ…もちろん、これ使って出来る製品の出来が悪い



これやっちゃうと、金型の値段を半分ぐらいにされてもおかしくない
作るほうとしては非常にシビアな条件の代物なのです。


おまけに、焼入れ(鉄の硬度をアップさせる)してるんで
削ること自体結構大変…(ふつーの鉄の2倍ぐらいの強度があります)


つまり、上記の内容を元に「失敗したらどうなるん?」といわれると


製品に関係しないところのちょっとのゴマカシ(手で上手いこと作るとか)はOKでも
上記3点のどれかやった時点でアウト!!!(ヒドイ失敗なら取引停止クラス)



ま、一言で言うと…


ほとんど失敗が許されない


そういうことなのです…(その分、製品の精度は低め)


で、そのバカ上司がやった失敗ってのが


加工者から「この刃物の動きはヤバイから、調整してください」という切なる訴えを…


自分が早く帰りたいから無視した
そのせいで
製品の大事なところが大破した
(正直、ちゃんと確認した上で…訴えを聞き入れて調整すれば間違えない…初歩の初歩対応)


結果…溶接せざるを得ない羽目に…
一見しただけで「あぁ…もう取引停止確定だ…」という悲惨な状況。



もう話にならんというか…正直


呆れるを超えて


マジぶん殴ろうと思った



おかげで、ほぼ取引停止確定…いいお客さんが目の前をすり抜けていきました。
オレが加工設計してる方は…今のところ何事も無くキレイに出来てるのに。


それよりも「訴えを自分のエゴで仲間見捨てて、仲間全員に莫大な被害与えた」


この事を考えると、マジでコブシ握ってしまう…


もうやってらんねぇ…
出来ることなら、今後お前と



一生一緒に仕事したくねえ…